2020年山东自考日本文学选读章节知识点四
第二節 主な文学作品
1.「古今和歌集」
「古今和歌集」は醍醐天皇の勅命によって、905年に編まれた日本の最初の勅撰和歌集であり、平安時代の代表的な歌集である。これ「万葉集」に次ぐ大歌集で、全集20巻、およそ千百種の作が収められている。略称「古今集」。普通三期に分けられている。
第一期読み人知らずの時代。収集された歌は全体の4割に及び、この時代の初期の作と思われる。「万葉集」と同じぐらいで、歌風は素朴で、明快であり、恋歌が圧倒的多い。前代よりもっと洗練になった。
第二期六歌仙の活躍した時代。即ち、在原業平、僧正遍昭、小野小町、文屋康秀、大伴黒主、貴選法師。いわゆる古今歌風の確立時代である。
恋歌
思ひつつぬればや人の見えつらん 夢としるせばさめざらましを――小野小町
第三期撰者の時代。古今歌風の完成期にあたる。縁語、掛詞比喩などの手法が発達し、表現がより洗練される。優美典雅の日本的な美を対表する。理知的、観念的に詠んでいる。
「古今集」には、漢文で書かれた真名所と仮名で書かれた仮名序が備わっている。真名序は紀淑望、仮名序は紀貫之が執筆した。特に、紀貫之によって書かれた仮名序が仮名で書かれた文章として注目され、さらに、最初の歌論として、後世のさまざまな評論への影響が多きい。そして、平安中期の国風文化の確立にも大きく寄与し「枕草子」では、「古今集」を暗唱することが平安中期の貴族にとって、教養の一つとになされたことが記されている。
「万葉集」と比べ、感情が繊細に、調べが流暢になり、理知的である。縁語・掛詞・擬人法などの技巧が巧みに運用され、優麗典雅な日本的な美を対表する。「古今集」は長い間、日本人の美意識の原点として文学の規範となった。
2.「竹取物語」
9世紀末~10世紀初め頃に成立したと言われているが、定説がない。作者も未詳で、学者か僧などの知識人がそれまで口承文芸として伝えられたものをまとめたものと思われる。現存する日本最古の物語であり、「物語の祖」と言われている。空想的、ロマン的なつくり物語の最初で、その後の物語への影響もよほど大きい。内容のあらましを紹介しよう。
昔、竹取の翁がいた。毎日毎日野山に行って、竹を取って暮らしていた。ある日、突然竹の中から小さな女の子が出てきて、その翁はその子を抱いて、家に帰り、妻と大切に育てたところ、すくすくと成長して、見る見る間に美しい女となり、その容貌は見る人の目をして、まばゆいほど輝くから、かぐや姫と呼ばれるっようになった。姫のうわさを聞いて、各地から大勢の求婚者が集まってきた。特に、石作皇子、車持皇子、右大臣阿部御連、大納言大伴御行、中納言石上麻呂足の五人の貴公子は最も熱心に迫ってくるので、翁は姫にその五人からひとりを選んで、婿にするように勧めたが、姫様がいろいろ考えた結果、五人にそれぞれ天竺の仏の石の鉢、蓬莱山の玉の枝、唐土の火鼠の裘、竜の首の五色の玉、燕の子安貝を取ってくるように注文し、それに応じえるものを婿とするのを約束した。しかし、五人ともしくじってしまう。最後に天皇からも所望があったが、やはり応じなかった。かぐや姫はもともと月界の仙女であるから、ある十五夜の夜、翁の悲しみや天皇の使わした兵2000名の護衛をよそに、姫は天の羽衣を着て、天に昇っていた。
3.「伊勢物語」
日本最初の歌物語で、作者は未詳、10世紀初め頃に成立したと言われているが、定説がない。在り原業平になぞ得られた主人公「昔男」の生涯が、独立した125段の短篇によってほぼ一代風にまとめられている。物語に描写した主人公の姿は、そのまま業平の実像に重なるばかりでなく、いろいろな虚構の世界こそその当時の人々が求めたものであり、時の権勢から退き、「色好み」の世界に生きる主人公のひたむきな愛情の数々と優雅で洗練された「雅」の心、優れた和歌と、簡潔で叙情豊かな美しい文章によって綴られている。古来多くの人々に愛読され、後世の文学への影響はかなり大きい。
昔、男ありけり。女のえ得まじかりけるを、年を経てよばひわたりけるを、からうじて盗み出でて、いと暗きに来けり。芥川といふ川を率いて行きければ、草の上に置きたりける露を、「彼は何ぞ。」となむ男に問ひける。 ――「伊勢物語」芥川
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